fumieさんのブログで初めて知ったときは、
住所を微妙に読み間違えていて、自宅のものすごく近くかと思い
大コーフンしたのだけれど、
よくよく見てみたら、下北沢というより半ば三軒茶屋方面なので
歩いたら、GAIA代々木上原店とさほど変わらず、
さらに、期間限定のお店なのか、本当の店舗なのかはっきりせず
しばらく忘れていた。
でも、こないだふと思い出して、リニューアルした
GAIAのホームページを見てみたら
ちゃんと
下北沢店として出ているので、
ランチタイムの終わりをねらい、てくてく歩いて行ってみました。
茶沢通りを三茶に向かってひたすら歩き、
(可愛い中古雑貨店などが点在するので、結構あっという間)
芝信用金庫とジョモの四つ角を右折すると、

「芋コロッケと蕎麦と八百屋」
という赤い看板が目に飛び込んできて、
初めて来るのに、なぜか懐かしい気持ちになる。

店の前に中古本が並んでいる八百屋・食堂というのは、
食いしん坊で活字中毒な私にとって、
毎日でも通いたいスポットかも。
こぢんまりした店内は
50%八百屋、35%食堂(6席)、5%その他(古本、服)という構成。

「蕎麦は売り切れで、コロッケ定食は今日だけチキンカレーとの組み合わせなんですけど・・・」
と言われ、
「あ、じゃあ、チキン適当によけて食べるので、チキンカレーとコロッケのセットで」
と頼んだら、
「もしあれでしたら、コロッケと、えーと、例えばお味噌汁とかのセットにしましょうか?」
と気を利かせてくれた。
でも、カレーはトマトだけで煮込んだルーで、お豆やお野菜がたくさん入っていて、
なんだか美味しそうなので、チキンカレーのままでお願いし、
案の定、とても美味しかった!
(あ、コロッケは、ひき肉などは使っていなく、完全ベジです。)
たった6席の小さな食堂なのだけれど、このあと、4人家族や、2人連れなどが
次々入って来て、
「すみません、カレーもおそばも終わってしまったんです」
とお店のお姉さんが、丁寧に、申し訳なさそうに説明している。
お、ぎりぎり食べられてよかった・・・と一人ほくそ笑む私。
ところが、そのあとお姉さんから発せられた言葉に、んんん!?
「そのかわり、何でも店内にある食材使って作りますよ! 何が食べたいですか?
うどんとか、どうですか?」
すごい、これぞ八百屋の底力、本物の食堂スピリッツ!
いや、こんなこといつでもやってくれるのかは分からないので、
書こうか迷ったのだけれど、常連さんぽい四人家族だけにでなく、
2人連れの女性にも同じ事を気軽に提案していたので、
店内がすごく混んでいないときは、常に柔軟に対応してくれる可能性大。
つまり、八百屋の食材がある限り、ここに駆け込めば、何か作って食べさせてくれる!?

↑八百屋食材アドリブメニューをねらって、ランチ終了間際に行きたいかもと思ったら、
ぽちっと。
追記:
fumieさんの目にとまった、お店の前に貼ってある「選挙ポスター」は、
小沢一郎ではなく、フォークシンガーの高田渡でした!
「タカダワタル的ゼロ」というドキュメンタリー映画のようです。
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