酪農組合が提供する玄米菜食定食「ミルクランド|Milk Land」新宿

2010年02月02日

べジ系飲食店に関しては不毛地帯だと思っていた新宿ですが、
親が取っておいてくれた、どこかの雑誌の切り抜きで
玄米菜食の定食を出すお店を発見。

南口サザンテラスから、道路一本越える渡り廊下のような歩道を最後まで行き、
階段を降りると、向かい側にレンガ色の建物があります。

▼ミルクランド|Milk Land

この道、右に行き甲州街道に出る少し手前に、スタバがあるので
たまに通るのですが、
ニュー・ステイト・メイナー(館)という古風な響きのするこの建物は、
完全にノーマークでした。

大きなアーチのところを入って行けば、左側に

▼ミルクランド|Milk Land

牛と牛乳瓶がお出迎えしてくれるお店の正面玄関があるのですが、

▼ミルクランド|Milk Land


天才的に方向音痴な私は、なぜか
建物左側の看板群の
さらに左の入口から入ってしまい、
建物内の地図を写真に撮り、

▼ミルクランド|Milk Land

▼ミルクランド|Milk Land

くねくねと廊下をたどったあげく、
ようやくこちらの小さな裏口に到着。

ずいぶんこぢんまりとした地味なお店だな、と思ったのですが、
それは裏口だったからであって
中は案外広くて、写真右手前にはオープンキッチンが広がっていました。

▼ミルクランド|Milk Land

店名や牛の置物からも牛乳への思いが伝わってきますが、
こちらは「本物の牛乳」の普及活動に務める東毛酪農という協同組合が経営するお店です。

お店の壁に貼ってあった記事で、
パスチュアリゼーション(低温減菌)とステアリライゼーション(高温殺菌)
の違いについて勉強しました。

▼ミルクランド|Milk Land

農業の世界で有機野菜や自然農法がじわじわと広まっているのと同様に、
酪農の世界にも、「本物を普及させて生き残ろう」という意識の高まりが
生まれているのだなあ。

お食事メニューは、日替わり定食のみ。

▼ミルクランド|Milk Land

ベジタリアン仕様ですが、
卵や乳製品も抜いて完全植物性にしてほしい場合は、
注文時に頼めばOKです(と壁にちゃんと貼ってありました)。

▼ミルクランド|Milk Land

この日は「白菜とくずし豆腐の卵煮込み」から卵を抜いてもらったのですが、
野菜の甘みがストレートに味わえて、十二分に美味しい。

▼ミルクランド|Milk Land

見た目が地味めですが、品数多いし、
結構はっきりした味つけだし、
ご飯とお味噌汁はおかわり自由だし、
かなり満足度高く、
常連らしき男性のお一人様客が何人か最初いたのも納得。

▼ミルクランド|Milk Land

コンビニ弁当よりは、やっぱりこういう定食の方が
断然、質の高いエネルギーになる気がする。

▼ミルクランド|Milk Land

そして、スタバとは違う居心地のよさが漂っているので
これからもお世話になる予感大。

ミルクランド 東京・代々木 (自然食 / 南新宿、新宿、代々木)
★★★★ 4.0


ゆっくりピタピタ歩んで来た16歳「Pita the Great|ピタ・ザ・グレート」(溜池山王)

2010年01月31日

都内でおそらく最老舗のファラフェル店と思われます。

ベジタリアン向け英語ブログで「残念ながら閉店してしまった」と書かれていて、
行ってみようと思っていたのに〜、と自分のフットワークの悪さを猛省しつつ、
お店ホームページに閉店のお知らせが載っていないので
念のため電話してみたところ、外国人の男性が応対。

「あのお、そちらが閉店したと聞いたのですが・・」
と切り出したところ、
「私は聞いていませーん」
と明るく即答されてしまいました。

ならば行くぞ、と決意。

平日のみの営業なのですが、駅のすぐ隣なので、
オフィス間を移動するときに少し遠回りして行ってみました。

▼Pita the Great

「こんにちは〜」と、
電話と同じ明るく人なつっこい声のおじさんに迎えられた私は、
店内を見渡しながら、思わず「改装中ですか?」
といきなりぶしつけな質問を投げてみました。

▼Pita the Great

「いつもこうで〜す」

と冗談とも本気ともつかない調子でかわされてしまったのだけれど、
そのあと話した雰囲気だと、お店の内装は自分でいじっているらしいので、
その大がかりプロジェクトなのかも。

(↓カウンターの上枠は、南北線のレールだそう。
 そういう解体済みパーツを入手できるところがあるんだって。)

▼Pita the Great

このお店の状態を外から見た人が「ほかのお店が入るのか」と勘違いして、
「閉店した」というガセネタが出回ったのかもしれません。

イスラエルから来日し、1993年よりここで営業してきたというおじさん、
明るい不思議ちゃんキャラです。

完全ヴィーガンメニューのお店なので、目移りしてしまい、
「どれがおすすめ?」
と聞いたら、
「それはビッグピタです。美味しくなかったらお金返します」
と自信たっぷりなので、看板メニューに決まり。

「スパイシーにしますか?」と言われ、
本場仕込みの激辛はちょっと無理だけど、少しくらいは、、、と思いながら
「あんましスパイシーじゃなくていいかも」
歯切れの悪い答えをし、
ピタだけでおそらく十分だろうな、と思いつつも
せっかく来たので、セットで
ビッグピタと野菜コロッケと野菜ジュースを注文。

注文受けてから丁寧にファラフェルを揚げて、
ざっくり切って、ピタに挟んで、出来上がり。

▼Pita the Great

ピタは、ザワークラウト(キャベツの酢漬け)がアクセントに効いていて、
美味しい。
辛さはほとんどなかったので、今度は「中辛」あたりを頼もうかな。

▼Pita the Great

野菜コロッケも、野菜の甘みがひきたつ美味しさだったけれど、
予想通り、ピタだけで十二分なボリュームだったので、
セットで注文する必要はないかも。

ドリンクですが、小さな紙コップに、
自分で冷蔵庫もしくはコーヒー・ティーポットから好きなドリンクを注ぐ、
というセルフサービス。
ウーロン茶や野菜ジュースは市販の野菜ジュースの紙パックでしたので、
単独ドリンクに160円払う場合は、冷蔵庫の中をよく吟味すること。

▼Pita the Great

午後遅めという中途半端な時間だったにも関わらず、
私が食事中に、テイクアウトのお客さん2名と、イートインが3名来店していました。
オフィスのランチタイムだったら、超混みそう。

どうも、おじさん一人で切り盛りしているようで、
1人か2人分の注文を受けた時点で、それを一通り全部作り終えてから、
次の注文を受けるというペースで進めていたので、
タイミングによっては、注文が出来上がるまでに結構かかるかも。

ちなみに私は待つのが嫌いですが、本さえあれば何時間でも没頭できるので、
本は携帯の次くらいに必需品。
(今、財布と書きかけて思ったのだけれど、
モバイルスイカが携帯に入ってるから、財布の優先順位って意外と低いわ。)

おじさんてば、平行処理できないタイプなのね、と思いきや、
注文が空いたすきま時間、せっせとフムスを小さな容器に詰めたりして、
カウンターの下の大きな冷蔵庫(冷凍庫?)に入れていました。
ネットと店頭で行っている物販にもちゃんと精を出しているようです。
フムスの他、ピタ、ファラフェル具材セットなどがあります。

カボチャ、カリフラワー、ナスといったピタメニューはお店のみなので、
今度行って一つずつ試したい。

オフィスが近くだったら、間違いなく週一回は通うであろう、
スローなファストフード店でした。(お店自ら、壁のサインでそう宣言。)

ピタ・ザ・グレート (西アジア料理(その他) / 溜池山王、赤坂、国会議事堂前)
★★★★ 4.0

お茶目なおじさんパワーみなぎる台湾素食メニュー「萬和楼|Banwaro」横浜中華街

2010年01月26日

台湾ベジ素食メニューが豊富なこの老舗店のことは、
マクロビ系のブログだけでなく、口コミサイトでもしばしば目にしていて、
非常に気になっていたのですが、
人混みが苦手なので横浜中華街の喧噪に分け入る気力が湧かず、
先延ばしにしていました。

用事がキャンセルになってぽっかり空いた天気の良い週末、
鎌倉の祖母に久々に会いに行こうと思い立ち、その道がてら、
横浜中華街に立ち寄ることに。

ランチのピークが来る前にと、11時半頃めざして行きました。

が、自分の方向音痴と周囲の人混みに攪乱され、
到着したのは結局お昼少し前。

▼萬和楼|Banwaro

イメージしていたどおり、年季の入ったアットホームなお店でした。
おしゃれでは決してありませんが、
日々真っ当に働いて築き上げてきた歴史を感じます。

▼萬和楼|Banwaro

中華料理は、やっぱりご飯よりも麺類が秀でてると思うので、メインは麺類
それから、自作を試みるほど最近密かにはまっている、大根餅

と、あらかじめ決めていたので、
「ベジタリアンメニューでおすすめの麺は?」と聞いたところ

「麺なら麻醤麺が絶対におすすめだよ!ゴマダレのかかった麺ね。
最初はお客さんにいくら説明しても誰も注文してくれなかった。
でも、ゴマが健康にいいって、みのもんたがテレビで言ってから、
みんな、これ体にいいって気づいたんだよ」


と難なく決定。
みのもんた節がこんなところまで轟いているとは、おじさんパワー侮れない。

青菜ともやしと麺にゴマダレがかかったシンプルな一皿。

▼萬和楼|Banwaro

ガッと下まで混ぜると、ゴマダレがたっぷり出てきてます。

▼萬和楼|Banwaro

ゴマダレは見た目よりもあっさりとしていて、全然しつこくありません。
するっと平らげました。

そして本命の大根餅は、ぷるんとした食感といい、
肉やホタテ疑惑が浮上しそうなほどリアルなディテールといい
(本当に肉やホタテだったりして・・・汗。
いや、でも「ベジ用の大根餅ね」とおじさん自ら確認してくれたので間違いないはず。
変化自在な大豆ミートの妙でしょう)

大満足


▼萬和楼|Banwaro

「うーん、美味!
 自分で作ろうとしても、なかなかこうはいかないんですよね」


と感嘆の声をあげると、

「台湾のお米じゃないとダメよ。もち米でもダメ」


と盲点をずばり突かれました。

台湾のお米って、タイ米のように日本米よりもあっさりしているのかな。
葛粉あたりを駆使してもダメかな、といろいろ考えながら、
一皿フィニッシュ。

▼萬和楼|Banwaro

なお、ここの大根餅は、夏場は作らないそうで、
寒い時期限定のメニューだそうです。

12時を回ると、常連さんやベジタリアンメニュー目当ての方などで、
あっという間に店内は、ぎゅう詰め。


最初私が到着したときは、まだ店内が空いていて、
おじさんも余裕があり、
数十年の常連客というご夫婦と記念写真を撮ったり
(撮影を頼まれたのは、その時点で唯一のほかの客だった私・・・笑

ブログに載せる写真の撮影許可を求めた私に
ネット上の口コミのことを根ほり葉ほり聞いたり、

常連さんに運びかけた餃子を
「あ、ちょっと写真撮っておくから」
自分も撮影モードに入ってみたり、

とお茶目キャラ全開だったのですが、

▼萬和楼|Banwaro(↑餃子を撮影するおじさん)


続々とお客さんがさらに4組ほど来店し、
小さな店内がぎゅうづめ状態になってくると、
おじさんもきびきびと無駄を省いた動きに。


▼萬和楼|Banwaro
(↑写真でメニューを説明するおじさん)
奥の台所に注文を伝え、
料理を運び、
焼き餃子を頼んだ常連さんには
「水餃子の方が時間かからないよ」
巧みにメニュー変更を迫り、
ベジタリアンメニュー目当てのおばさま方に
メニューの説明をして、
と大忙し。

の真っ最中に、いきなり私に「ちょっとこっち来て」と店の奥から手招き。
もしやホール係手伝えとか?と思いきや、

「個人のホームページでこのお店を紹介してくれるんでしょう? 
 一緒の写真撮りましょう。記念撮影は本当は常連さんだけ。
 だっていきなり怪しいでしょ。でも特別ね」


と、近くにいたお客さんにカメラを渡して、私とあっという間にツーショット。

その屈託のない人柄が、このお店の魅力の一つであることは間違いなし。

麻醤麺以外では、
大豆肉を利用した「牛肉と野菜の炒め」とか「エビチリ」などがおすすめのようでした。
「ベジタリアンで卵抜き」の素食メニューがかなりの数
(もちろんノンベジの料理もたっくさん)あるので、
友達大勢で押し掛けるのもいいかも。

▼萬和楼|Banwaro▼萬和楼|Banwaro
▼萬和楼|Banwaro▼萬和楼|Banwaro

6人くらいまでなら、予約すれば一つのテーブルを囲めそうでした。

朝陽門から中華街大通りを進んで5つ目の道を左に入って、
次の大通りの手前左側にありますが、
私はこのルートで道のカウントができずに迷ったので、
次回は、天長門を下って4本目の右、で行きます。


▼萬和楼|Banwaro
▼萬和楼|Banwaro▼萬和楼|Banwaro

4本目の右角にきらびやかな関帝廟がそびえたっているので、
これならさすがに迷わない・・・はず!
こんな地図で予習して、中華街の門の場所と全体像も把握しておけば、なおよし。

萬和樓 (台湾料理 / 元町・中華街、石川町、日本大通り)
★★★★ 4.0

べジプレートありの禁煙ランチタイムが狙い時「NEWPORT」代々木八幡/代々木公園

2010年01月23日

私、おそらくこのお店の前を何度も通っているはずですが、

▼NEWPORT

以前取り上げた写真が素敵なこちらのブログ記事に載っていたお店だとは
まったく気づきませんでした。

12時にオープンしたばかりの店内を撮影させてもらいました。

▼NEWPORT

ランチタイムは禁煙で、カフェ。

▼NEWPORT

夜から深夜にかけては喫煙OKのバーです。
ビオワインも取り揃えています。

▼NEWPORT

以前は土曜日限定だったベジプレートが、定番ランチメニューになったようです。

▼NEWPORT

週ごとのメニューがHPに載っているので要チェックですが、
ファラフェルプレートが定番ベジプレートとなっている可能性があります。

▼NEWPORT

可愛いサイズで、きれいなまん丸で、脂っこくなく、
あっさり系のファラフェルで、胃がもたれ気味の私にはちょうど良かったです。

▼NEWPORT

開店から15分後で、あっという間に、6人のグループと、カップル、そしてお一人様が入店。
こちらも、手堅く流行っていそう。

無線LANもあるようで、のんびりお一人様に向いているカフェです。

▼NEWPORT

代々木八幡駅の商店街のメインストリートにあるのですが、
二階の不動産店の賑やかな広告旗に埋もれていて、最初見逃しました。

無事見つけて中に入って、外の通りを眺めると、
こんなに落ち着いた景色でした。
▼NEWPORT▼NEWPORT


NEWPORT (カフェ / 代々木八幡、代々木公園、代々木上原)
★★★★ 4.0


定番・和風・オリジナルフレイバー大展開「tecona bagel works|テコナベーグルワークス」代々木八幡

2010年01月19日

天気の良い週末、渋谷に用事があったので、
代々木八幡から散歩がてら歩いて行くことに。

そういえば代々木八幡にベーグル屋さんが去年オープンしてたんだわ、
と思い出し、立ち寄ってみました。

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11時開店、イートインは11時半から、とのことだったので、
11時40分くらいに到着したら、

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なんと店内の8席はすでにお客さんで満席の上、
テイクアウトのお客さんも数名並んでいる人気ぶり。

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主婦だった高橋雅子さんが、パンの卸しやパン教室主催を経て、
39歳でオープンさせたベーグルショップ。
がっちりとリピーターのお客さんの心をつかんでいるようです。

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ここのベーグルは、
むぎゅむぎゅもちもちふかふか
という3種類があることはHPで知っていたのですが、
店内のベーグルを見て分かったのは、
それぞれ食感だけでなく、フレイバーの展開で特徴づけているということ。

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もちもち」がプレーンやブルーベリーなどの定番フレイバー
むぎゅむぎゅ」が抹茶大納言などの和フレイバー
ふかふか」がキャラメルバナナペカン、ほうれん草ドライトマトなどのteconaオリジナルフレイバー

それから、もうひとつ分かったのは、
「ベジ」とPOPがついているベーグルは、
チーズなどもOKなベジタリアン向けのものだということ。

プレーンと五穀は確か乳製品が入っていませんでしたが、
それ以外の「ベジ」ベーグルにはクリチ(クリームチーズ)かチーズが入っていて、
セットメニューのメイン皿も、乳製品を含んでいるようでした。

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目移りしてしまう魅力的な手づくりベーグルばかりですが、
厳格ベジな方はご承知を。

私は、大納言と、トマト&ほうれんそうのベーグルをテイクアウト★

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ざっくりと練り込んである具がところどころ出現して、楽しませてくれます。


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新宿から来る場合、ホーム一番前の代々木八幡の改札口を出て左に進み、
松屋の角(
ベーグルがのった小さな椅子が目印)を右に曲がります。
その先を少し行ったビル地下1Fです。
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こちらのお店のイートインでは食べ損ねましたが、こんなこともあろうかと、
座ってベジランチ食べられるもうひとつの場所のメモもしてあるもんね。(次に続く)

テコナ ベーグルワークス (ベーグル / 代々木八幡、代々木公園、代々木上原)
★★★☆☆ 3.5